がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

『上海蒼龍 チャイニーズ人狼』(ランチボックス)

ちょっとボードゲームカフェをいくつか巡ろうという気持ちになってまして、先日、はるばる高田馬場のボードゲームカフェにお邪魔して遊んでいたわけですが、たまたま、その日の夜『上海蒼龍人狼』のイベントがあると聞きびっくり。知り合いの方がつくったカードセットなのです。せっかくなので、夜までいて遊んできました。『上海蒼龍人狼』カードは実は持ってるんですが、やったことがなかったので今日が初体験です。

せっかくなのでご紹介をかねて。

bodoge.hoobby.net

中国の伝統的な人狼という謳い文句ではありますが、ルールとしてはバリエーションといっていいとおもいます。普通の人狼とわりとすぐに違いといえるのは、人狼かそうじゃないか、という判定の他に、武器を持っているか持っていないか、という別の切り口があること。なので、場合によっては占いにあたる役職が、警察と捜査員の二人になったりします。第三陣営勝利条件が生き残りでは無く自分以外の全滅が基本だったりしますが、通常の人狼にもそういう役職はあっておかしくないし、だいたいバリエーションとして語れそうな感じではあります。なお、人狼にあたるのはマフィアです。

今回は8人ほどでやっていたので、基本的に素の市民がほとんどおらず、だいたい役持ちになります。となるとマフィア陣営は基本的には役を騙ることになりますので、初心者がいきなりマフィア陣営を引くのはちょっとやりづらそうな人数でした(もっと多ければ市民だと言い張っていても何とかなるケースもありそうですが、人数が多いとオープンルールになる、のかな)

騙りは初心者には難しげなんですが、とはいえ、「人狼かどうか」「武器持ちかどうか」の複数の占い師がいると言うことで騙り先が増えているのは騙り初心者に流行りやすくていいなと思ったんですよね。とくに「武器持ちかどうか」はけっこうやりやすい。武器はマフィアの他に、ボディガードにあたる「医者」も武器持ち判定が出ます。あと狙撃手と言って市民側で発砲して人を倒せる役職がいますがこれも武器持ちになります。適当に武器持ちとかそうじゃないとか言っててもまあなんとかなりそうなかんじではあります。

バリエーションとは言え、上海人狼ならではの振る舞い方もあり、面白かったです。「スリ」という第三陣営が居て、武器持ちの武器を奪うことに三回成功したら勝利という役職です。成功の有無はゲームマスターから伝えられるんですね。ある回で、まったく成功が聞こえてこなかったのでもうとっくに死んでいるだろうという雰囲気になっていました。このとき自分はマフィアだったので、「娼婦」(狂人みたいな役職)ぽい動きをしている人が誘導してくれた投票先に票を投じてこれで終わりかと思いきや、夜が明けたところ「スリに成功しました」。ええええ。ぼくらマフィアが娼婦と思っていた方は、単に武器持ちを外しまくったせいで存在感のないスリでした。いまさら成功しても勝ち目は無く、マフィア勝利で終わりましたが、大変面白い回でした。

死者も多めで派手な戦いになるので、ゲーム展開も早いし、マフィア抗争とイメージも合致しててなかなかよいバリエーションだなあと思いました(人狼のバリエーションっていろいろ考えてる方も多いのですが、いざやってみると「まあ悪くないけど、結局普通の方が良いな」になることが個人的には多いのです。ただ上海人狼は、基本は普通の人狼で、過度にルールに手を入れてないのでまたやりたいな思えるルールでした)

上海蒼龍チャイニーズ人狼 拡張3種入りパック

上海蒼龍チャイニーズ人狼 拡張3種入りパック

で、ちょっとだけおまけ。

実は自分の人狼会がちょうど翌日でして、この上海人狼のエッセンスをいれられないかな、と思って帰りながら考えてたりしました。ぼくが上海人狼からエッセンスとして導入したかったのは、人外側の騙り先を増やすというところです。以前からうちのカードには「獣医」という役職がいます。これは、対象が「動物かそうじゃないか」がわかる役職です。うちには人狼や妖狐のほかにも、いろいろ(占いには黒判定の出るボディガードとしての「番犬」とか、鳴き声でしかコミュケーションできない代わりに人狼に襲撃されると翌日の襲撃がなくなる「豚」とか)な動物がいるため、「獣医」が用意されてるわけです。この動物判定は武器持ち判定と近いものがありますから、これを軸に少しカードを足せば同じ楽しさを得られそうと思ったんですよね。結局準備が間に合わなかったのと完全初心者の方がいたこともあり、今回は動物判定まわりを導入ことはしませんでしたが、いずれやりたいとおもいます。現時点で考えているのは「密猟者」という役職です。これから調整していづれ投入しようかと思います。