がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

『クアックサルバー』(作:ヴォルフガング・ヴァルシュ/販売:アークライト)

評判が良くやってみたかったのですが、JERRY JERRY CAFEでプレイすることが出来ました。

bodoge.hoobby.net

プレイヤーは藪医者になり、適当に薬を調合して勝利点を稼ぎます(何言ってるんだろうね)。いろいろな薬の材料をそれぞれの手もとにあるバッグの中に入れていきます。毎ラウンドこれらの材料を全員リアルタイムで鍋に投入していくのですが、材料の中には毒のようなものが紛れていて、これの合計が8以上になってしまうとバーストしてしまいます。バーストすると勝利点を得るか材料を追加購入するか、どちらかしか選べなくなります。反対にバーストせずにプレイヤーの中で一番の薬を鍋に注ぐことが出来たひとはサイコロボーナスがある。そんな感じで、ラウンドが進むにつれ、手もとのバッグの中に材料が増えていくので、投入する鍋の中が賑やかになっていきます。材料にはいろいろな効果があるので、プレイヤーごとにバッグの特徴が生まれてきます。

クアックサルバー
ボードのようす

手前にあるのが材料を投入している鍋です。材料には骨みたいなのやカボチャ、キノコ、マントラゴラなどなど。それぞれに数字が書いてあって、引くたびにその数字ぶんうずまきを進んでいくんですね。で、材料の先頭がなるべくうずまきをたくさん進んだ方が後の買い物で使える金や勝利点が増えたりするので、先に進みたいんですが、バーストとの兼ね合いがあってどうするか悩ましい、とそういう感じですね。

マニアじゃないので恥ずかしながら知りませんでしたが、こういうシステムを「バッグビルド」というそうです。手もとのバッグをつくって(ビルド)いくということですね。似たようなシステムで、共通の山札では無くプレイヤーごとの山札(デッキ)を構築していく、デッキビルドというのがあるそうです。ドミニオンとかそうなのかな。なるほど。

各人のバッグはゲームが進むにつれて自分の意志であるていどコントロールされた内容にはなりますが、そこから引いてくるところはあくまで運なのでできることは確率を上げることだけ、これが重くなりすぎなくていいなとおもいました。リアルタイムでやるのもテンポ良くてよいです。ソロプレイ感が強くなりそうかとおもいきや、他人の様子を見てバースト覚悟で進むか止めるかを狙ったりするのでインタラクションはそれなりにあります。あと、このゲーム、得点が二位以下の人にブーストがかかるようになっています。これのせいで、とにかくトップとの差が付きにくくつくられているため、経験者が一方的に勝つという形にならないのも良いです。

ドミニオンというゲームはぼくも前は何回かやってたんですが、あのゲームはデッキを構築するところでカードの引きの運をかなり強くコントロールすることを求められるので、強い人がとにかく強いです。ドミニオンはぼくはたいてい大して考えずにやってるので殆ど勝てたことがないです。それよりはこのゲームはだいぶ緩く、運の要素が残されているのが良かったですね。まあ、無双したいひとには向いてませんね。

材料の効果もけっこうクセがあって、効果のパターンはゲーム開始時に選べるそう。今回はたぶん、初めての人向けの効果でやったはずです。ゲームボードも両面あって、そこも少しルールが異なるようなので、何回も違うルールでやってみたいですね。

ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、プレイヤーカラーが鍋の取っ手に描かれていて、茶色・灰色・黄色・黄土色でこれらは金属を表しているとおもいますが、黄色と黄土色がいったい何の金属か分からないことです(説明書読めば書いてあるとおもいますが読まない)。ぼくは黄色だったので自分こそ金だと主張していましたが、黄色の人から硫黄だと馬鹿にされていました。もう誰も信じない。鍋に変な白い入れてやる。

クアックサルバー 完全日本語版

クアックサルバー 完全日本語版