がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

ねこまき・堀本裕樹『ねこのほそみち』

手に取るのが遅くなりましたが、句会の前に読みおわりました。

ねこのほそみち ―春夏秋冬にゃー

ねこのほそみち ―春夏秋冬にゃー

  • 作者: 堀本裕樹,ねこまき(ミューズワーク)
  • 出版社/メーカー: さくら舎
  • 発売日: 2016/04/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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猫に関する俳句と、その俳句からインスパイアされた猫まんがのコラボレーション。サイトの連載をまとめたようです。

ねこまんがかとして有名なねこまきさんのイラストは大変味があって素晴らしいんですが、お話しをつくるのはちょっと苦手なのか文字で説明しちゃってるところとかあって、うーん、俳句ととりあわせるにはちょっと余計な感じじゃ無いかと思ったりすることが。

堀本さんの俳句解説は毎回、安心して読めてこちらも大変面白いのですが、たまに解説では無く、俳句に取り合わせた掌編になっている回があって、そっちのほうは個人的にはあまり楽しめなかったんですよね。ぼくは短いお話しに対しての視線が厳しいというもあるかもしれませんが、エッセイと掌編では読み手側のスタンスが定まりきらないので戸惑いが大きいです。掌編は俳句とは別の視点で解釈が必要になりますから、解釈が二段階になる上にさらに猫マンガが配置されてしまうので、心が忙しすぎます。これは編集部的にはわざと織り交ぜたんでしょうけど、個人的にはマイナスに働いています。せめて分けて欲しかったかなー。突然「智也には――」とか言われても誰だお前、ってなりますぜ。

猫俳句つながりで倉阪さんの「猫俳句パラダイス」も読んでいるので読み終わったら比較してみましょう。