娘が行きたいというので、文具女子博2018に言ってきました。ぼくも文具は大好きなので楽しみにしてました。わざわざ女子を付けておいて「男性も入場いただけるイベントです」ってのはちょっと気にいらないですが……。「国内最大の文具の祭典」ならなおさら女子は不要だったのでは、という。まあ、最初はマーケティング的にターゲットを絞ったんでしょうけど、もう知れ渡ったでしょうから、いつからか女子という文字はなくなりそう。
場所は、文学フリマでおなじみ流通センター。京急の平和島駅からバスで橋を越えていくのがいつものルートです。いつもは出展者で行ってるので午前中発着で動いていますが、きょうはゆっくり昼食をとってから行きました。寄ったのはここです。
ここはイートインのあるパン屋さんなんですが、なかなかよかった。惣菜パンも菓子パンも充実。ポテトのセットやスープも付けられるので、ハンバーガーやサンドウィッチを普通に昼食で取るのにも向いています。朝も早くからやっているので文学フリマの時に寄るのも良いですね(すでにそういうルートの方がいそうだ)。あ、ペット同伴可なので犬連れの方が店内にいたりします。苦手な方は注意がいりますね。
それはさておき、いつものルートで橋を越え、流通センターに着いたらびっくり。まあ、賑わってるだろう、というくらいは思ってましたけど、事前に何も調べなかったら、昼も過ぎているというのに入場列が出来ているわけです。文具好きの人口、舐めてましたすいません。
やっと入場しまして、じっくり端から見ていこうと思いましたが、人の数がすごくてなかなかゆっくり見られません。ただ、欲しいものがありすぎたので、ゆっくり見られなくて良かったのかも知れない。これはむしろ買わずにすんだと思いたい。
文具女子ってそういうことなのかな、と思うのは、ぼくはやはりなんか面白くて便利な文具が見たかったんですが、機能よりはやはり可愛さみたいなバリエーションが重視されていたところでしょうか。デザインがすごかったり、可愛らしかったりするのも好きではあるんですが……。
二階と一階に分かれていましたが、会計列にびびって娘に買い回らせておいて、先に列に並んでいたので一階は十分に見られなかったです。これはあらかじめ欲しいものに目星を付けておくとか、来る日時を工夫するとか、いろいろ作戦を考えてきた方がいい感じのイベントですね。
気になったところをいくつか紹介しておきます。
KOKUYOさんの「GLOO」は1月くらいから販売のようでした。大手メーカーだしもうそのへんで買えるんでしょうとか思ってしまったがそうでもなかったです。買ってしまえば良かった。
吉田印刷所さんの「そ・か・な」はグラシン紙。同行者と「半透明は良いぞ」などと言いあっていました。確かに。娘が折り紙を購入。原稿用紙メモもはげしく所有欲をそそりますが、絶対使わないだろうし……
フォーワテックさんの「Pavilio」はレースのようなテープ。これは技術がスゴくて、会場でもよく目立ってました。幾何学模様からエキゾチックな模様まで。どれも素敵で目移りしてしまいましたが、和とも洋とも取れるテキスタイルのひとつを購入。
カミテリアさんの「memoteriorメモテリア」。いろんな紙質の入ったメモ帳。memoterior colorsというシリーズの紺がとにかくかっこよくて買ってしまった。
yojo tapeさんの「デザイン養生テープ」。養生テープは大好きなんですが、もったいなくて絶対に使えないと思ったのでいいないいなを連呼して終わった、すいません……。
他にも気になったものはたくさんあったような気がしますが、印象に残っているところはこんなところでした。あとでもネットで購入できるのかなと思ったんですが、いまサイトを回ってみたところ、ネットだと自社の販売サイトでしか販売してないモノとかがけっこうあるんですよね。送料なしで(場合によっては)おまけまで付いて購入できるという時点でこの文具博で買うことに価値がだいぶ高いことがわかりました。
次こそはちゃんと準備もしていきたいと思います。楽しかった!