がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

黒かわず句会

黒かわず句会でした。

お題はこんな感じ。いままで消したりしてた気がするけど、出題者書いちゃっても良いですよね。

  • 漢字「望」(菊八)
  • 必殺技の名前を入れる(すでに知られてるものでも良いし、それっぽいオリジナル必殺技でもよい)(幽樂坊)
  • 一見したところ挨拶句には見えないのだけど、実は蒼海俳句会への挨拶句(碍子)
  • 読点を使った句(ペペ女)
  • 【添付ファイル参照】 What did you see?  この画像を見て最初に目に飛び込んできたイメージを詠んでください(独楽)
  • まだ忌日になっていない有名人の忌日を架空で設定し、句を作る。季語は別途付けること(桂)
  • 漢字「枯」を含む季語(四十九士)

ぼくの出したお題は「必殺技の名前を入れる(すでに知られてるものでも良いし、それっぽいオリジナル必殺技でもよい)(幽樂坊)」ですが、これは以前「柿の種」の話を書いたときに、言及していただいたブログがありまして、そこで、こんな句が紹介されておりました。

この句はけっこう好きです。で、必殺技なるものには俳味があるのではないかと思ってちょっとお題に出してみたわけですね。

出てきた必殺技は以下の通り

オリジナルの必殺技の人は居ませんでしたね(難しいか)。

アバンストラッシュとかメドローアとか使えないかといろいろ考えてみたけど名前が長すぎると季語が入らないし、あまりマイナーなのはぼくも覚えてないし、他人に伝わりにくいので挫折。必殺技は「強い」言葉なので、無季でも成立するとは思うのですが、個人的なコダワリとしての有季定型をここは残してつくりたかったわけです。なので、読んで無くても知っている必殺技としてはやはり「かめはめ波」でしょうけれど、さすがにかぶるとおもったので、ぼくは「魔貫光殺砲」にしてみました。これは一時、女子高生が写真を撮るときのネタとして広まったこともあり、知らない人でもイメージしやすいラインにあるなと思ったんですよね。

それって、必殺技じゃ無くてただの技では、というのもありますが、「キャット空中三回転」は古すぎる! というか、ここで13文字も使うとかなり難しいんじゃないか、というのが当日の選句での話題でありました。

ぼくの句だけ置いておきます。

魔貫光殺砲そして毛糸編む 幽樂坊

ほかのお題、「一見したところ挨拶句には見えないのだけど、実は蒼海俳句会への挨拶句(碍子)」というのは、いろいろ頭をひねって次のような句にしました。

営倉に毎夜ぶちこまれて兎 幽樂坊

これが挨拶句であると言ってから見るとすぐにネタが割れるかと思いますが、言わなきゃ分からないんじゃないかしら(考えてみて下さい)ところで、これをつくってぼくのなかでなぜか空前の季語「兔」ブームが到来しまして、いくつかストックに兔句が詰まれております。

もうひとつ「まだ忌日になっていない有名人の忌日を架空で設定し、句を作る。季語は別途付けること(桂)」というお題もなかなか悩まされました。これ、「季語は別途付けること」が意外と邪魔をします。忌日は季節を纏っていると思ってよいはずなんですよね。だから、まだ忌日になってないからといって別の季語を付ける、となると忌日句とはまたちょっと異なってきてしまうんじゃないかと思うわけです。

なんとかつくったものがこちら。

グレゴリオ聖歌をくらえその子の忌 幽樂坊

忌日は鈴木その子さんは12月5日が命日です(ちなみにこの句会は12/4でした)。「その子の忌」はどなたのことかもすぐ分かりますし、どういった方だったのかもそれなりに知られておりますから、この忌日は忌日俳句としてありえるんじゃないかなと。上述の通り、お題が「季語を別につけろ」だったのであえて付けはしましたが、これは無くても行けるんじゃないかなぁ。

このお題で出た忌日はこんな感じ

  • その子の忌
  • 寂聴忌
  • サブリナ忌
  • サドの忌
  • 希林の忌
  • 夜会忌
  • フレディ忌

生きてる人はどうなんだ(なお、夜会忌とか露骨な点狙いは取りません!(笑)

ぼくは「サドの忌」の句がよかったのでいただいてます。「フレディ忌」は光景が安易すぎたけど、時間が経てば使える気がする。「サブリナ忌」もおもしろい。ヘップバーン忌じゃなくてあえてのサブリナ忌(ちなみにヘップバーンの命日は1/20)

ここで言及して面白いのはこれくらいかな? 今回も楽しい句会でした。

平日黒かわず句会はゲストも募集してますので、興味がある方はぼくまで!