黒かわず句会でした。
ひさしぶりにゲストお二人を迎え、お題がたくさん
- 誤解によりセクハラの嫌疑をかけられた際、それを弁明する一句を詠む(独楽)
- 「むま」読み込み (漢字でも何でもいいので「むま」の連続2音を入れる) (碍子)
- 碍子を象徴する夏の季語(別に句では碍子のこといわんでいい)を使う(四十九士)
- 骨の名前読み込み(尺骨とか)(ペペ女)
- 映画や小説、名画などのタイトルまたは略称をよみこむ(それとわかればOK)(菊八)
- 虫の季語(たまみ)
- 漢字「落」(すず菜)
- ゾンビしばり(しばりなのでゾンビという単語は必ずしも使わなくてよい)(幽樂坊)
得点もらったのは「むま」読み込み
緑陰に潜む間男五、六人
ちょうどいい数だそうです。
議論が紛糾したのは「誤解によりセクハラの嫌疑をかけられた際、それを弁明する一句を詠む」です。言い訳句がたくさん並びましたが、ぼくがだしたのはこれ
ひとはみなただいつぽんのさるすべり
野暮を承知で書いてみますと、これは合唱をしながら棒読みすることでシチュエーションが明らかになります。ひとはみんなただのさるすべりである、セクハラなどとんでもないのである、という悟りを開いたような発言なわけです。もちろんそんなわけない。何を言ってるんだお前は、ってなるわけなんですが、まあそういうシチュエーションを書いたんですが、伝わらんよね。てか、なんだよこのお題は。
個人的なお気に入り句をもうひとつ
地球儀を愛でる会合アマリリス
本日も楽しく過ごさせていただきました。終わり。