黒かわず句会でした。
お題は
お題ごとの感想などを。
解夏はやはり、自分たちの中にことばとして定着してないからなんだろうな。ぼくを含め、解夏である必要も分かりづらい句が多く、傍題を持ってきてたものも、はじめて聞いた、みたいなことになっておりました。とはいえ、ここであえてお題として出されることで、少なからず言葉を意識する効果はあるのでしょうね。
すいかは使いやすく、いい句が多かったですね。トップは8点句、碍子のすいか句でした。ぼくの句帳(という名のEvernote)にはすいか句ばっかりたくさん書かれています。句を作っていて気づいたイメージは、すいかは図体がでかいが、中身がかるい。存在感があるんだけど、中の真っ赤な果肉と種の弾丸性もあって、ちょっと爆発的なポテンシャルがあるようにも思います。そして浮遊するすいか割りのイメージは、人の死をどこか匂わせるところもある。そんな感じのイメージでした。
「ピュアさを感じさせる句」は碍子にまったくピュアではないと切り捨てられまくり、いかしかし、それってピュアなのか、というピュア戦争が発生。次回の平日句会に「少女漫画的な意味でピュアさを感じさせる句」というお題を持ち出すことで、リベンジとなりました。なんなんだこれは。
晩夏 ロードローラーを狙撃せよ 幽樂坊
お粗末でございました。