がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

「人狼村からの脱出」(SCRAP出版)

SCRAPさん、このテーマがお気に入りのようで、「人狼村からの脱出」と名前の付くコンテンツがたくさんあります。ぼくが体験したことがあるものは二つ。ひとつめは通常の公演型で、ぼくは再演で体験しました。このときは人生初の「会場のグループ全員脱出成功で、謎解きタイムがお通夜」を体験した貴重な公演でした。なお、これはDVDにもなっているようです。どんだけコンテンツにしたがるんだ。

つぎに体験したのは「新・人狼村からの脱出」というWebで出されたリアルでない脱出ゲームを無理やり公演型にしたもの。こっちは、会場に普通にPCが置いてあってそのまま解かされるという全然リアルじゃないし金もうけしようとしすぎだよ、というものでした。過去に感想を書きましたので、読みたい方はこちらをどうぞ。

ほかにもスマートフォンアプリで同名のタイトルの謎解きを出しているようです。どんだけー。ていうか、検索すると紛らわしいのでもうちょっとなんとかなりませんかね。

さて、本題。今回やったのはゲームブックです。

人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される (脱出ゲームブック)

人狼村からの脱出 狼を見つけないと、殺される (脱出ゲームブック)

ずっと積んどく状態だったんですが、娘がやりたがったので娘と一緒に読み進めることになりました。ゲームブックなんて何年ぶりでしょう。ゲームブックという形式ですが、同名のほかのタイトルとはまったく違うストーリーです。ベースとなる物語は似ていまして、とある村に人狼が潜んでいて、それを外部からやってきた探偵が解き明かすというものです。

マップがあって、そこに村のいろんな施設が書かれております。これに番号が振られていて、その番号に飛ぶとその場所でイベントが発生します。イベントによっては手掛かりが手に入る。手掛かりは、数字とともに別紙に書き込むようになってまして、別の場所に来るとその手掛かりをすでに手に入れていた場合は、手掛かりとセットとなる数字を、今読んでいるセンテンスに足した場所に飛べるようになります。また、日付が変わると、マップに書かれている数字に指定された数字を足し引きした数字がイベントを示すようになります。そうやって、合計5日間の操作を終えたうえで、特設サイトに行って人狼と思われる登場人物を入力するとクリア、というものです。このシステムはなかなかよく考えられてる気がします。

はい、とても面白かったです。ゲームブックを久しぶりにやりましたが子供のころを思い出しました。娘も大満足でした。

ただ、細部には気になるところも。けっこう転記を要求されますし、行ったり来たりで意外とめんどくさいです。でもそれがゲームブックの醍醐味とも言えなくはありませんが……いやしかし、さすがにもうちょっと楽にさせてあげてもいいんじゃないかなあとも思います。謎解きと同時に推理要素もあるんですが、ちゃんとメモってないと後半で積みます。ひとつメモし忘れていたことがあってけっこう手間どりました。メモは基本ではありますが、ミスった時のリスクが多すぎる。これはもう一枚、記入式のメモシートを用意してあげて、そこに書き込むことを各所で促してあげればよかったのではないかと思います。

ゲームブック第一弾ということで少し詰めが甘いところもあったのかな、とも思いつつ、この複雑な物語をまとめあげたところには感心しました。娘はほかの作品もやってみたいといってますので、また別のものにも挑戦してみたいと思います。