がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

スプラトゥーン2勝率5割問題

こんなまとめを読みました。

togetter.com

このツイートはちょうど気になってましたので、まとめを通じていろんな意見を読めて面白かったですね。さて、この記事は何か特定の意見に反論するというつもりはないです。

ぼくも弱いプレイヤーに入るので勝率の調整については興味があります。短期的な感情の動きで言えば負け続けたりすると確かに凹みますし、恨み言の一つも(誰に対してかはいろいろ)言いたくもなりが、それを公的なSNSやレビューの場でゲームデザインの罪であると言うところまでは言う自信は無いなぁ、というていどのものです。

コメントを見てまず思ったのは、1対1の対戦系のゲームと、スプラトゥーンの4対4対戦における「勝率5割」への収束というのは少し話が違うんだろうな、というところです(あまり区別せずに対人戦ならそんなもの、のように書いている方も目につきます)

極端な話、4対4なら、同等の相手同士を組み合わせて5割にすることもできれば、極端に上手い人を混ぜるとか、極端に下手な人を混ぜることでも調整が可能です。前者のように同等相手で5割になるなら納得する人でも、後者の極端にウデマエの異なるプレイヤーをハンデとして投入されるのはストレスになるというケースもあり得ますよね。スプラで言えば、「介護マッチング」などと言われて(実際には確率の揺らぎの範囲内であって、ないものをそう感じているだけなんじゃないかとおもってますけど)るものは、そういうマッチングロジックがあるんじゃないかという疑いからきたものじゃないかとおもいます。そもそも4対4というのは、自分の腕を棚に上げて他人のせいに出来てしまうことが、構造的に含まれています。これは実際はそうじゃないかも知れないですが、主観的にそう感じさせてしまう。これが思い込みのバイアスをより強くしていて、より不満に繋がりやすいんじゃ無いかなあなんて思ってます。

この手の話をしていると「そういうもんだ、嫌ならやめとけ」「上手い人はそんなこと言わない、お前が下手なだけ」という、「嫌だ」と言っているプレイヤーそのものの姿勢を疑問視する意見が出てきます。これが個人プレイのゲームならそれでもいいとおもうんですが、オンライン対戦のゲームなので、本当にそういう意見が多い場合は「嫌なら辞めとけ」はたんにプレイ人口の減少を招く可能性があるので個人的には口に出しづらいんです(ゲームの賞味期限を縮めてしまい、結局自分が楽しめる時間が減ることになりかねません)。これがマイノリティ意見なのであれば、そういう人が居なくなっても微々たるもんだ、と思えますが、勝率五割に起因する不満というのは個人的には無視できない程度にはあるんじゃないのかなぁ、なんて思ってるのでちょっと聞き流せないと感じてます。ほんとに5割になることだけでは不安を感じる層が多いのであれば、今後のアップデートではなんらかのテコ入れを期待したくはありますねー。まとめの方はほかの対人ゲームを例にして「負けてもストレスを減らす工夫」についていろいろ言及しており、なるほどなーと思っています。

スプラトゥーン1の場合、ガチマッチが殺伐としていて、ナワバリは比較的ゆるくやうという雰囲気があって、負けたことに対するストレスも減っていたような気がするんです(まあ昔のことは美化されがちなのでバイアスがあるかもしれませんね)。が、スプラトゥーン2になって、ナワバリ側もややガチ寄りの調整が入ったと感じておりまして、であれば、もっとゆるーくパーティゲーム的にやるモードが欲しいなと感じてしまっているのも事実。みんなだいすきサーモンランがあるのでそういう調整をしたのかもしれないのですが、多人数ボンバーマンみたいな大味の、勝負にこだわらない気持ちにさせる対戦ルールがほかにあってもいいよなーと思ってました。

……ということはぼくは何回も書いてるんですが、今回のマッチングによる勝率5割問題と地続きかとおもうんですよ。勝ち負けが腕の差としてくっきり出てきてしまう構造になっているからこそ、勝率五割ということにより重みが出てしまい、それがストレスに感じる人が増えているんじゃないかなーと。だから、勝率五割そのものが悪いわけではなくて、それをストレスに感じさせないようなことはできないかなと思ってしまったりします。って結局、最初に言及したツイートの人と同じような結論になってほとんど意味のない話になっているけども……

そうそう、11月のアップデートでの髪型やボトムスの追加と言ったオシャレ要素の追加は、カジュアルイカ勢への目配りをしてくれたような気がしてちょっとだけ期待してます。新ルールも楽しみですね。