がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

【閲覧注意】リアルでXMが見えると主張する完全に危ない人の話

ポケモンがあまりにも自分にあわなくてすぐに飽きてしまったせいか、むしろ Ingress の活動量が以前より増えている今日この頃いかがお過ごしでしょうか、エージェント名 microstory ですこんにちは。ポケモンのおかげで深夜の活動がむしろ一般人にスルーされやすくなったなどと喜んで良いのかどうか分からないことを言われているIngressですが、飽きもせず、先月もわたくし、スマートフォン片手にかなりあちこちを歩いておりました。

Ingress では先月いっぱい Unique Portal Visit(UPV) という実績を稼ぐことで特定のメダルがもらえるというキャンペーンをやっておりまして、このUPV というのはその名の通り、はじめて訪れたポータルの数によって得られる実績なのです。ぼくは比較的地元密着型と言いますか、ゲームのためにわざわざ遠征はしない(というのはまあ、ありていにいえば嘘なんですけど、特定の目的以外では遠征しない、ということにしておきます)ため、意外とこの実績がたまっていませんでした。

そこで仕事終わりにあちこちに出かけていってはの実績を稼ぐ毎日でした。おかげさまで、無事ゲットできました。

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▲ はじめた時期の割に実績がたいしたことないのは見ないでいい

さて、以前ここに書いたことがあったか覚えてないのですが、ぼくは Ingress においては「ポータル申請」が大好きでした。過去形なのはいまはポータルの申請機能がなく、この行動をとることができないからです。

Ingressはポータルという拠点を取り合うゲームですが、そのポータルはユーザからの「申請」を運営が「許可」することで、ヴァーチャル空間上にスポットとして現れることになっていました。しかし、あまりにもユーザからの申請が増え、それを処理するリソースが運営側になかったこともあり、ある時点でポータル申請によるメダルへの実績カウントが停止、さらにはしばらくたって申請そのものが出来なくなりました。この機能があった頃にぼくが申請したポータルの数は1000を超えており、うち225ポータルが実際に採用されています(多くはポケストップとしてポケモンGOにも流用されていますよ)。

この1000を超える申請については、却下されたものもたくさんあります(採用・却下されるとメールが来るので、メールに一喜一憂していた日々でした)が、そもそも処理すらされてない、未処理状態の申請が数多く残っています。にもかかわらず、ポータルの新規追加は停止してしまいました。特別なイベントや公式コラボによるものがたまに新設される程度で、ポータルの増加についてはほぼありません。ポケモンGOに合わせて整備されるかとちょっとだけ期待しましたが、何もありませんでした(すこしまえに一時的に申請機能が復活するということで、有給取って電車に乗って阿武隈山地のローカル線に乗り込んでたくさん申請してきたりしましたが、あれも結局、まったく処理されないまま今に至ります)

というわけで、ぼくにとって「ポータル申請」というのは、Ingressというゲームの面白さのかなりの部分を占めています。いました。

はい。

Ingressというゲームにおいて、ストーリー上、ポータルは「XMがたくさんわき出る場所」という紹介をされています。XM(エキゾチックマター)というのはナゾのエネルギー物質で、ゲーム内の2陣営はこのエネルギーをどう使うかにおいて対立をしているという設定です。これが歴史やパワースポットなどにおいてはたくさんわき出ていて、その原因となるものをポータルと呼びますが、ゲームシステム上、自発的にXMを発生させてそれをポータルとする、のは無理なので、それはエージェントによって「発見される」ことによって逆説的にスキャナ上に現れるという、形而上的な理屈をもっています。

ぼくにとって、この「ポータルの発見」という行為は、ゲーム上のストーリーによるロジック以上に、かなり「実感を伴う」行為でして、それがものすごく楽しかったのです。やりこんでるエージェントのことを指して「リアルでXMが見える」なんてことを言ったりしますが、ポータルの発見(申請)はまさにこの言葉を「体感」できる行動なのです。ぼくはポータルとしてゲーム上に登場してないにもかかわらず、特定のオブジェクトを見たときに「確かにXMがわき出ている感覚」を強く感じます。これは「何か人目に止まりづらいけど言及すると少しの注意を向けてもらえそうな街のオブジェクト」みたいなものがきれいにXMという概念とマッチしたことを出発点としているのでしょうけれど、それ以上に「XMがわき出ている感じ」というのが、見えてしまうのです。まあ、完全に危ない人ですね。

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▲ これはさすがに誰が見てもポータル(でもゲーム上はポータルになってなかった)

というわけで、UPVという実績の旅は、「ゲーム上に機能はないけれど、ポータル申請をしたつもりになる旅」いわば「エアポータル申請」の旅として大変面白いものでした。エアポータル申請とかもはや何を言ってるか分からないと思いますが、とにかく、はじめて訪れる街で、ポータルとしては登録されてないまま今に至っているたくさんのオブジェクトの発見による脳内物質の分泌を味わいながら、錦糸町や両国などまったく縁もゆかりもなかった街をうろうろしていたのです、ぼくは。ちなみに、UPVの実績はポータル数が多い場所が有利なので、ぼくが訪れた場所もポータルがすでにたくさんあります。なにで、ぼくがみつけたエアポータルは、「だれかに申請されたけどなんの因果か採用されなかったのもの」である可能性はけっこう高いのですが、実際に映えているポータルにも「これからはXMを感じない」「これは確かにポータルだが、近すぎて却下されたであろうこっちもポータルとして作るべき」などと、自らのXM感知能力より運営の判断のほうを下に見るほどこじらせてしまっているぼくにしてみると、エアポータル申請に既存ポータルの密集度など関係ない、と強く断言できるのです。いやほんと、何を言っているのかな?

UPV のチャレンジも終わって、日常がもどってきてしまいましたが、ポータル申請機能の復活を諦めたわけではありません。エアポータル申請を続けながら、日々の Ingress 活動を粛々とこなしていきたい所存であります。