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がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

ドラゴンクエスト・ミュージアム

ドラクエ イベント 感想 展示

渋谷のヒカリエでやっているドラゴンクエストミュージアムに行って来ました。子供たちも行きたいというので子供二人を連れて、ほんとうは前売りを買いたかったところですが、予定が読めないので当日券での鑑賞となりました。まあ高いですが……。ところで、東横線渋谷駅はこの企画に合わせて、発車音を「序曲」にするという徹底ぶりです。ちなみに特にアレンジせずそのまま流すので唐突に切れるし、全然合ってないとは思いますが、本気度は伝わってきますね。

まずは結論を書いておくと、非常に堪能できました。子供たちと行ったことで、このシーンはこう言うシーンなんだよ、という説明が全部の展示に渡って発生することになったため、そのつどぼくの頭の中にそのシーンが再生されるという。これはひとりで行ってたら起きなかった事象かと思いますが、とにかく涙腺がヤバかったですね。ていうか、ぼくの中にあるこの涙腺崩壊システム、もしかしたらただイベントシーンのスクショが延々と貼られていても成立してしまうのではないかというひどいありさまなのですが、いや、きっとそんなことはないはず……あるかな……。

歴代の勇者たち。

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これ、写真には写ってない部分のドラクエ1~3の勇者もちゃんと居ますよ。ただ、たぶん、いまのドラクエ30周年の展開を、ちゃんと追ってなくて、かつぼくと同世代(アラフォー)でナンバリングタイトルのみをなんとなくやってきた人にはこの勇者たちには少し違和感があるかも知れません。ドラクエ1~3の勇者たちは、スーファミ版で書き直された勇者たちを正としているんですよね。なので年齢が少年から青年あたりの設定になっている印象。全体の統一感はありますが、ドラクエ3の男勇者なんて特に違和感バリバリです。とはいえ、ドラクエ30周年では全般的にこの勇者たちが採用されてるようで、こういうものなのでしょうね。それからドラクエ10の彼は勇者じゃ……いや、なんでもないです……。

さて、次に小さなホールに案内されます。いかにも盛り上がりそうな映像を見させられるんですが、これ盛り上がりそうで盛り上がりません(笑) まあ、ミュージアム(博物館)にオープニングがあるということ慣れてる人は居ないと思うのですが、完全入れ替え制みたいな変な仰々しさのせいで無駄に期待が高まる演出ですからね。まあ途中から見られても意味ないだろうし、仕方ないですね……。さて、プロロールが終わり、スクリーンが割れてロトの装備(レプリカ)が登場します。なるほど。

ここからしばらくは撮影禁止ゾーン。ドラクエ1~3を時系列に文字によるストーリーで追いながら、キーとなるシーンをリアルタッチで描いた絵画とゲーム画面が併記された展示を見ることになります。時系列順というのが重要で、この三部作が本当にストーリー上、互いに分かちがたく結びついたすごい三部作だということがよくわかります。リアルタッチの絵画はリアルすぎる気もしなくはないです。モンスターや景色は良いんですが、勇者たちがちょっとどうなんですかこれ。「いやー、さがしましたよ」はもちろん大事なシーンですが、サマルトリアの王子とか冗談みたいにかっこよくない。リアルタッチにせよ、もうすこしかっこよく描けたんじゃないでしょうか。この世界感でかっこよく描く必要ないと言われればそうかも知れませんけど。

続いて、ドラクエ4~6の世界に突入します。3部作を貫く天空城がまず登場。

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シルエットで龍の影が飛び交っていたらしいんですが気づかなかった……。

このあと、ドラクエ4~6の世界は精巧なジオラマで印象的なシーンを再現します。これが思った以上にいい! どれも見ただけで「ああこれはね……」と子供たちに昔語りをはじめそうになりますが、子供たちはすぐに次のジオラマへ……。ああ、ううう。

印象的なのをひとつほど。

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デスピサロ戦です。正面からは男主人公が飛びかかって、マーニャがその補助に入っているのが見えます。岩陰にトルネコ。これはバトル4人までと言うことで外から応援していると言うことなのかも知れません。まあ、この手のシステム上の制約はリアルなジオラマにしづらいか。横から見ると

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これ、クリフトがアリーナをかばってるんですよ。「姫様、さがってください」って感じですかね。やー、泣けますねー。

さて次のゾーンは、7~10がテーマ。ここから先は三部作とかではないのでまとまりもないかわりに、ほぼすべて体験型の展示でした。7から石版チャレンジと行って石版パズルをさせたり、8で登場したスーパーハイテンション体験をしてみたり、9の祈りを集めるという部分を体験させたり、10はオンライン連携でライブカメラと、写真コンテストのリアル投票なんかがあります。どれもまあ他愛ないと言えばないですが、それぞれの世界観をよく表したものでよかったと思います。

これは9をモチーフとして、祈りを届けるという趣向。右上にこれまで祈りを届けた人々の数が出てます。4.5万人とあります。すべてがこのアトラクションを体験したわけでもないでしょうし、逆に複数回やったひともいるでしょうけれど、このミュージアムの来場者数を想像させてなかなかにスゴイ。

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このあとはまた撮影禁止ゾーンになります。壁には歴代のラスボスたちが、その特徴的なセリフととともに描かれています。いいですね。

そして、ホールでは歴代勇者たちが歴代ボスに挑む夢の共演アニメーションが! このアニメーションは気分高まりますね。もっと長ーい映像を見てみたいと思わされます。

ドラクエ5の親子に泣けたり、魔剣士ピサロにはっとしたり、ドラクエ1の勇者はボスを前にいちゃいちゃししすぎなんじゃないかとか思ったり、何回も見てしまいました。びっくりしたのはなんと現在制作中の11の主人公が出てきたところですかねー(ところで、このドラクエ11の主人公のにーちゃん、なんか影の薄すぎないですか。ストレートのロン毛というのはいわゆる英雄としての勇者像から逆張りすぎな気が……と思ったけど、もうドラクエ7くらいから逆張りが続いてるのかも知れないと思い直しました。これは逆張りのバリエーションのひとつ、ということなんだな。あ、話がずれた)

その後は貴重な資料の展示……ですが、これ25周年の時にヒルズで見たよなーと言う。まあ、貴重なことにはかわりありませんし、何度見ても楽しいです。 堀井さんの書いたイラストが可愛いのですよね。

最後は、カフェコーナーと物販でした。無駄に子供たちにねだられてハンカチとか買ってしまった……んですが、カフェコーナーで販売していたモーモンかき氷がちゃんとボリュームがあるもので、味もなかなかおいしかった。カフェで注文をすると、1グループ1回、マネマネチャレンジというのができます。画面に向かってモンスターのポーズをとると、相似度みたいなのを判定してくれるというもの。子供は良いけどぼくみたいなおっさんがやらされてるのはややきつかった。仲良しグループできていたメンバーはみんな楽しそうで、これ別にカフェ利用者限定にしなくても良いんじゃなかったのかなとか思いました。

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まあ、そんなわけでとっても楽しめたというご報告でした。さて、次はドラゴンクエスト・スペクタクルツアーが控えています。楽しみ。