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がくしだったりマイクロだったりすぎもとだったりするひとのメモとか。

『ヴァンパイア・クイーン』(ヴォルフガング・クラマー:作)

カードゲームです。

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ネットでちらっと見て面白そうだったので購入し、定例のゲーム会で出してみたところ、これがなかなかのあたりでした。

基本は大富豪に似たゲームです。大富豪と違うのは、

  • カードの勝ち負けが決まるのに出せる人がいる限りぐるぐるまわるのではなく、一周でおわる
  • ラウンドごとに得点計算があり、5ラウンドおこなってマイナス点が少ない人が勝ちです(だれかひとりが手札を無くした人がでたらその人が0点、あとは持っている札がマイナスになってラウンドが終了)
  • ヴァンパイヤ・スレイヤーという特殊カードがあり、このカードが出たら特殊な処理をする

という点でしょうか。テーマとしてはヴァンパイヤとそれを退治する者(なお、ネットにあるルールを見ているとヴァンパイア・ハンターと書いてあるところが多いのですが、購入したものに日本語訳は付いておらず、英語でヴァンパイア・スレイヤーと書いてあったのでそれを踏襲しています)がいて、退治されないようにヴァンパイアをすべて墓地に逃がしましょう、ということのようです。数字が1-13まで、それぞれにさまざまなヴァンパイアの絵が描いてあります。おどろおどろしいよ。で、ジョーカーとして、ヴァンパイアクイーンがあります。こちらの絵もいいかんじです。

さて、三つのルールのうち、いちばん大事なのが、三番目のスレイヤーのルールです。大富豪と違ってカードが減って行くばかりではなく、増えるパターンがあるんですね。

親になったプレイヤーがヴァンパイヤスレイヤーを出すと、そのターンはスレイヤーのターンになり、好きなカードが出せるようになります。が、ここでいちばん大きい数字を出した人がスレイヤーおよび場のカードを全部引き取ることになります。スレイヤーはマイナス点も高いですが、全部引き取る操作のおかげで同じような数値のカードを集めることも出来て、これを使って手札を調整することが可能なんですよね。このルールがとても面白い。

このスレイヤーは2枚はいっていて、ちょっとだけルールが違いますが、こいつにはどちらにもおっさんの絵が描いてある。で、こいつはラウンド終了時に手もとにあると-15点と-20点になってしまうので良いタイミングで放出したいわけです。だけど、自分の手番開始時にしか出せないし、これを他人に押しつけたつもりで出したのに、めぐりめぐってまた自分のところにおっさんが帰ってたりしてままならない、というジレンマ。今回も旅に出たはずのおっさんがすぐに帰ってきて、「おっさん、帰ってくんなよ!」とか言い出すプレイヤーがいたりして、笑いの絶えないゲーム展開でした。面白かった。

カード構成は1-13が各8枚と、ジョーカーが4枚、スレイヤーは表裏のないカードでこれが2枚からなるので、実はトランプ2組+なんか適当なカード2枚で出来てしまうのではないか疑惑がありますが、この絵もなかなか味があるのでぜひこの絵で楽しんでいただきたいですね(実箱のゲームはリメイクのリメイクのようでもともとは全然違うテーマだったみたいですが……)